嬉しいお知らせ

どこに行ってもコロナ一色で、なかなか明るい話題がありません。当ブログも最近は保護者の皆様へのお願いばかりになっておりました。申し訳ありません。そんな中、清和幼稚園で嬉しいニュースがありました。
清和幼稚園の父の会(任意団体)は毎年「卒園記念」として、その時々に知恵を絞り工夫しながら手作りでいろいろなものをプレゼントしてくれます。30年度には「鳥の巣箱」をつくっていただき、裏山に設置してくれました。

いつもは子どもたちの声であふれている裏山、鳥たちが来てくれるだろうかと待つこと約2年。春休み、また今回の新型コロナウイルスの影響での休園措置で園児が少なくなったからか、何度か巣箱に鳥が入っていく姿を見ました。まさかと思い、14日(火)に梯子をかけ覗いてみることに。するとすでに巣が作られ雛が孵っているではありませんか!

誰に教わったわけでもないのに、草や苔、獣毛?などでふかふかな見事な巣の中に小さな雛が口をパクパクして餌を待っていました。何人かの職員で交代して見ていると、いつの間にか親鳥が来て雛を守る姿も見れました。

尾をいっぱいに広げ威嚇する姿に頼もしさを感じながら、申し訳ない気持ちでそっとふたをしめました。あとで調べたところ鳥の種類は「シジュウカラ」孵化して約2週間で巣立つらしいです。清和幼稚園でうまれた雛たち、すくすくと大きくなり立派に巣立って行ってほしいと思います。父の会が一人でも多くの人に関わってほしいと休みの日や仕事の合間にこつこつ作った想いがつまった「鳥の巣箱」想いがつうじた瞬間に立ち会い感動をもらいました。また、人と人との接触を出来るだけ避けている今の状況の中、目には見えない「想い」の大切さを改めて感じました。
登園の自粛をお願いしていますが、この新型コロナウイルス感染拡大が終息し、日常を取り戻す日がいつになるのか不安、心配等あるとは思います。早く日常を取り戻すためにも、「身を挺して雛を守る親鳥」のように子どもたちの健康・命を守るご協力をお願いいたします。