入園式


心配していた天気も晴れ、遅咲きの桜が満開の中4月9日(日)に平成29年度の入園式を行いました。
裏山のトトロもお出迎え。

少し大きめの制服を身にまとい、保護者の方と嬉しそうにやってくる姿はいつ見てもいいものです。
クラス発表を終え、入学式では子どもの事を考え、園長の挨拶、職員紹介など、手短に終わります。

さあ、これでみんなも「せいわっ子」の一員です。清和幼稚園でいっぱい遊びましょう!!
保護者の方も、清和幼稚園を選んでいただき、本当にありがとうございます。保護者と先生が同じ方向を見ながら、大事なお子様を共に育てていきましょう!

10日(月)11日(火)は11時まで新入園児だけの慣らし保育です。
早速本日、物怖じせずに元気に来る子、不安そうに来る子、おかあさんと離れられずに泣いてしまう子、色々な姿を見せてくれました。
不安で当たり前なんです。子どもたちにとっては今まで保護者といるのが当たり前、一緒にいる安心感で満たされていたのに、いきなりほとんど知らない所で、親と離れて過ごす。11時までという時間が途方もなく感じていることでしょう。大人で言えば、いきなり日本を離れ、言葉の通じない未開の地にいつ帰るのか分からないまま行くようなものです。相当な不安です。笑顔で来ている子も実はストレスがかかっています。
この時期の子どもの涙や叫びは、「ここは安全なところなのか?」「あなたを信じていいのか?」という子どもからの訴えのような気がします。幼稚園ではまず、そういった子どもの気持ちを「受けとめる」ことから始めます。
思いを受けとめ、共感すると、安心し自立する。自立するまでの課程で「受けとめる」という事が一番大切で一番大変なのかもしれません。
お家でも慣れるまで、体や心に今までと違った変化が起こるかも知れませんが、まずは「受けとめてあげる」事から始めましょう。