どろだんご遊び

「園だより」で1年間のできごとを、おもに行事を追って、紹介しておりますが、子供本来の姿は日々の遊びの中に見られます。

たとえば、「おだんご」づくり。
一年を通して暑い日も寒い日も、つくってはこわし、こわしてはつくる。
でも、このおだんごづくりで、数多くのことを学ぶのです。水分の多少によっての出来上がりの違い、手の力の入れ加減。おだんごづくりは、とても教育的なのです。

学習の基本は、「先を見通す力をつける」ということにつきます。
おだんごづくりから、発展する遊びの中にも、それがうかがえます。

どろだんご遊び-1
裏山の赤土でつくった、「どろだんご」

どろだんご遊び-2
園庭の砂でつくった「砂だんご」。
まんまるで大きな砂だんごを上手につくれるようになると、一人前です。

どろだんご遊び-3
つくったおだんごを並べ、乾かします。
この時も、ものの大小などを学ぶのです。

どろだんご遊び-4
乾いたおだんごをつかっての遊び。
誰のが、一番遠くまでころがるかなぁ。

どろだんご遊び-5
単におだんごをつくって遊ぶということだけでなくそれをつかっての遊びへと発展します。
この発展が幼児教育の真骨頂。

どうしたら、よく遠くまでころがるかを考えることに意味があるのです。