アートな幼稚園

清和幼稚園の新園舎がアートに包まれました。
九十九伸一さんは現在スペインのバルセロナを拠点に現代画家として活躍しています。そんな九十九さんと園長は中学校時代の同級生。60歳の同窓会で再会し、還暦を機に園長が宮司をしている葛原八幡神社に毎年干支の絵馬を奉納していただいています。(今年4年目)

そんな縁のある中、今回の園舎建て替えに際して壁画の依頼をしたところ快諾していただきました。1月に園舎が完成し、九十九さんが帰国する7月に制作していただきました。九十九さんは現在「音を形にする」音色と律動をあわせた「ティンブリズム」に取り込んでいます。今回は壁画5点、掲示用の作品を3点描いていただきます。下絵をトレースして描き上げていきます。

まだ夏休みに入る前だったので子どもたちもその様子を見ていました。「おじちゃんなんしよん?」と不思議な様子で見ていましたが、だんだん全体が見えてくると「あっキリンだ!」とか、描いている絵に名前をつける子どももいました。「スケートボードに乗っているゾウ」は「スケゾウ」「セグウェイに乗っているライオン」は「ロボライオン」なにを描いているのか伝えていないのにそう感じる子どもの感性はすごいですね!

提示用3点の一番大きな絵を3階へ上がる踊場へ。ほかの二点を新園舎・旧園舎のそれぞれの玄関に飾りました。

「音を形にする」といったテーマ通り歩いているだけでワクワクするような幼稚園になりました。子どもたちに自然と芸術に触れてほしい。本物を感じてほしいという園長の夢がかないました。世界中を駆け回り多忙な中での依頼を快く受けてくださった九十九伸一さん本当にありがとうございました。
朝日新聞が取材にきて新聞に掲載されました。

追伸
清和のアーティスト南先生が今流行りのユーチューバーになりました。いままで書き溜めていた「ぴろぴろぴわーるど」や似顔絵集、富士山に登る様子などを随時配信しています。youtubeで「みなみひろし」と検索するとページが出てきます。そちらもお楽しみください。