どんぐり爺さん

ご無沙汰をしています。花粉症全開の副園長です。
気温も上がり、ようやく春の訪れを感じられるようになりました。
3月はあっというまで、今週末には年長さんの卒園式です。
本日から卒園式の練習も始まりました。背筋を伸ばし、じっと話を聞く姿を見るだけで涙が出そうになります。

清和幼稚園では卒園児が二十歳になる年の5月5日に幼稚園に集まる「二十歳の会」というのを行っています。
そこでタイムカプセル(20歳の自分に向けた手紙や、絵)を開けたり、友達やその当時の担任と思い出を話したりします。
例年ではタイムカプセルは卒園前に園長先生に預かってもらうのですが、今年は何やら「どんぐり爺さんの家ができた」という噂が・・・
「どんぐり爺さん」とは昔から清和幼稚園の裏山に住む悪い子はどんぐりに変えてしまうという時には怖く、しかし裏山からみんなを守ってくれている神様です。
早速、卒園式の練習後に裏山に行ってみました。

裏山のフェンスの更に上には、年長さんしか行けない場所があります。そこをどんどん進んでいくと・・・

本当にどんぐり爺さんの家がありました!!みんなでどんぐり爺さんを呼んでみると・・・

中からどんぐり爺さんが!!

みんなで先生から教わっていた「どんぐり、びっくり、しゃっくり」というおまじないを3回唱えると友達になってくれました。そこで、いつも幼稚園を見守ってくれているどんぐり爺さんに自分たちが書いた手紙を預かってもらうことにしました。一人ずつどんぐり爺さんの箱に入れて、握手をして帰りました。

どんぐり爺さん、みんなが二十歳になるまでお願いします!
どんぐり爺さんに会って、びっくりする子、怖かった子いろいろ感じたことと思います。
この経験が、少しでも頭の片隅に残ってくれたらと思います。20歳になったら遊びに来てね!
そしてこの突如現れた「どんぐり爺さんの家」の秘密はまた後ほど・・・